
こんにちは。こづるしんでんです。
仙石線の個性豊かな車両たちを紹介する、仙石線車両図鑑。ついに12回目を迎えた今回は、205系3100番台M12編成を紹介していこうと思います。
概要


M12編成は、205系3100番台で12番目の編成となっています。
あおば通方から、クハ204-3112、モハ204-3112、モハ205-3112、クハ205-3112の4両編成です。
転入元は?

仙石線の205系で12番目に宮城野に転入した編成で、2002年9月11日に転入しています。
転用元は、あおば通方から、サハ205-163(ハエ9編成)、モハ204-86(ヤテ29編成)、モハ205-86(ヤテ29編成)、サハ205-162(ハエ9編成)です。
郡山工場で転用改造が行われました。ATACSが搭載されており、ID-12が振られています。
特徴は?

先頭車は埼京線由来のため大窓になっていますが、中間車は山手線由来の車のため小窓になっています。前照灯はLEDに更新済みです。
また、モハ205-3112に霜取りパンタグラフが増設されています。M12編成以降、郡山工場で改造を受けた編成には霜取り用のパンタグラフを搭載してます。
ちなみに霜取りパンタは当初からシングルアームパンタグラフ(PS33C)を積んでますが、電源用のパンタグラフは菱形パンタグラフ(PS21)のままだったそう。そのため、当初は1編成内に2種類のパンタグラフが混在していたそうです。へぇー。
ちなみになんで最初からPS33Cで統一しなかったんでしょうね…… 205系が置き換えた103系も、PS21を搭載していたからでしょうか。

内装はオールロングシートです。また塗装は通常の青と水色のものになっていますが、一時期2013年の「仙台・宮城デスティネーションキャンペーン」に合わせて桜色のラッピングが施されていました。
青と水色の帯をいかしたままステンレス地をすべて桜色にラッピングしていますね。ドア周りには、宮城のお祭りや観光名所など、イラストがちりばめられていたそうです。
一回見てみたかったなあ。ちなみにM14編成もラッピングされていたらしいです。そういやラッピング時はHID灯だったらしいのでお気をつけを。
まとめ
ということで、M12編成を紹介しました。
次回はM13編成、この編成も面白いですよ~。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。
M12編成のクハの出自は一番最初に遡ると中央・総武緩行線に配備されたミツ23編成で仙石線じゃM19共々3路線を渡り歩いた205系3100番代となります
追記
103系の菱形パンタグラフ時代のはPS21ではなくPS16とのことです