
こんにちは。こづるしんでんです。
仙台市営地下鉄を走る車両たちを紹介する、「仙台市営車両図鑑」。
第二弾である今回は、東西線2000系について紹介していこうと思います。
概要

2000系は、2017年12月06日に営業運転を開始した仙台市営地下鉄東西線向けの車両です。
東西線の開業にともない新製され、4両編成x15本が運用されています。
関東圏の人に分かりやすく言うならば、横浜市営グリーンライン10000系に似てますかね……多少は
デザイン
2000系のコンセプトは、
今回発表した車両デザインのコンセプトは「自然と調和し、伊達の歴史を未来へつなぐデザイン」。
仙台経済新聞 2012年11月13日付
仙台市、地下鉄東西線の車両デザインを発表-2015年度開業仙台市は11月13日、2015年度に開業を予定する地下鉄東西線の車両デザインを発表した。
なかなかスタイリッシュですよね?
前面

ミニ地下鉄であるため、天井に近づくにつれ車体幅が狭くなる車体になってます。
先頭車の前面は、伊達政宗の兜の前立てをイメージした三日月のラインがあり、それを境に車体の平面部分と曲面の部分が分かれています。
そしてファンの間で有名なのが「1編成だけ三日月が金色」という小ネタ。
これは開業記念(何周年か忘れた)に合わせた特別仕様で、2515 x 4編成が該当します。

ちなみに方向幕はフルカラーLED。回送・試運転・臨時のときは赤い背景になります。
側面

側面は上部にスカイブルーの二本帯が走り、窓とドアの間には青・緑・黄・オレンジのドットが並びます。
特に黄色とオレンジのドットは、片側でちょうど13個=東西線の駅数に合わせているという仕掛け付き。
こうした遊び心は、乗る人がふと気づいたときに嬉しいポイントです。
内装

座席は、ドア間が6人掛け、車端部の4人掛けの優先席になっています。
モケットは伊達家の軍旗の色の青がベースになっていて、白色の壁部分と合わせて明るい印象です。

ちなみにちなみに全てのドアの上部にLCDがついています。ありがたし。
機器類

2000系の最大の特徴は、何といってもリニアモーター方式を採用している点です。通常の地下鉄車両とは異なり、台車の間に取り付けられたリニアモーターが地下トンネルの側壁に設置されたリアクションプレートと作用しあうことで推進力を得ています。この方式により、従来よりも小さな断面のトンネルを建設できるため、都市部の地下を通る際のコスト削減や、急曲線・急勾配への対応が容易になりました。
台車にはリンク式操舵台車が採用されており、急カーブをスムーズに曲がれるよう工夫されています。これにより、車輪やレールの摩耗が抑えられ、保守コスト削減にもつながっています。
まとめ
仙台市地下鉄2000系は、スカイブルーの帯とドット模様が映えるまさに「伊達な地下鉄」です。
小さな4両編成ながら、リニアモーター駆動や最新の台車技術を備え、仙台の東西を日々結び続けています。
仙台に来たら、ぜひ乗ってくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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中央特快相模湖行き()
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