
こんにちは。こづるしんでんです。
さて、みなさん仙台を訪れたことはありますか? 「杜の都」として知られる仙台市の地下には、市民や観光客の生活を支える仙台市営地下鉄が縦横に走っています。
ということで、今回は仙台市営地下鉄について紹介していこうと思います。
仙台市営地下鉄の概要と歴史

そもそもなぜ仙台に地下鉄ができたのでしょうか。
昔はバスや路面電車が市民の足になっていましたが、 高度経済成長期の都市化の進展と交通渋滞の深刻化が進んでしまい、1960年代から地下鉄の導入が検討されていたようです。 そして、1987年7月に、東北地方初の地下鉄である南北線が開業。当初は仙台駅から八乙女駅までの区間でしたが、その後延伸を重ね、利便性を高めていきました。
2015年12月には東西線が開業し、南北線と東西線が仙台駅で交差する交通軸ができあがりました。これにより、仙台市内の移動がよりスムーズになり、市街地の活性化や発展などに大きく貢献しています。
主な特徴

では次に、主な特徴について説明していきます
2路線体制
仙台市を南北に走る南北線と東西に走る東西線の2路線が運行されており、仙台駅で相互に乗り換えることができます。これにより、仙台市内での移動がより便利になっていきました。
便利なicsca
仙台市交通局では、ご当地Suicaのような存在のicscaを導入しています。
駅の券売機やバス車内などで購入でき、Suica仙台エリアで使うことができます。(これ自販機で使えないのが玉に傷)
ちなみに由来は仙台弁の「行くすか」と英語の「excursion」を合わせているみたいですね。
運賃は?

初乗り運賃は210円です。東京メトロだと180円なので少し高く感じますが、その代わりにとても便利なものがありまして……
地下鉄210円均一運賃
これが便利なんですよ。区間内であればいつでも210円なので、気軽に路線を乗り継いで出掛けられます。
一日乗車券
もちろん一日券もあります。平日と土休日で値段が変わるのですが、なんと休日は
620円!!
えっと……南北線を一往復で、もっと言えば仙台~広瀬通を3回乗れば余裕で元がとれます。お得すぎますね。
路線紹介
仙台市営地下鉄は、それぞれの路線が異なる顔を持ち、地域の特性を反映した役割を担っています。
そんな、特色豊かなそれぞれの路線を紹介していきます。
南北線

開業:1987年7月15日
全長:14.8km
駅数:17駅
泉中央駅と富沢駅を結び、仙台市の主要な住宅地や県庁などの公共施設までのアクセスを担っています。
中央部を縦断する大動脈として日々多くの人が利用しており、沿線には様々な施設が点在しています。
先頭車が22m級車両であったり、車体幅が地下鉄にしては異様に広かったりと車両にも特徴があります。
東西線

開業:2015年12月6日
全長:13.9km
駅数:13駅
八木山動物公園駅から荒井駅までを結び、市の東と西を横断しています。東北大学のキャンパスが位置する青葉山や川内、そして東部の再開発地域などを通っています。
東西線はリニアモーターを採用したミニ地下鉄方式で建設されており、線路にはリアクションプレートが設置されています。
また、広瀬川を橋梁で通過するという珍しい構造も持っており、車窓からの眺めも楽しむことができます。
まとめ
というわけで、ざっくりと仙台の地下鉄について説明してきました。どうでしたか?
次回からは各路線について細かく掘り下げていきたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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中央特快相模湖行き()
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