名古屋鉄道 ダイヤ改正2026

2026年3月14日(土)、名古屋鉄道(名鉄)でダイヤ改正が実施されます。今回は、その内容について杜撰ながらまとめました。愛知電気鉄道と名岐鉄道が合併し、現在の名古屋鉄道が誕生してから90年以上が過ぎた今、どのような変化を見せてくれるのでしょうか。

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列車の増結

平日・土休日の一部の特急が、従来の6両編成から8両編成に増結されます。対象列車は、下記の7本となります。特に、豊橋駅を土休日の10時台に発車する岐阜行特急は、いずれも8両編成に増結されます。

運行日豊橋駅 発車時刻名鉄名古屋駅 着時刻
(現行ダイヤ)
名鉄岐阜駅 着時刻
(現行ダイヤ)
平日6:27(※1)7:247:56
平日7:45(※1)8:489:21
土休日7:458:389:09
土休日9:4510:3811:07
土休日10:1511:0811:37
土休日10:4511:3812:07
土休日11:1512:0812:37

※1:伊奈駅に特別停車。


従来、この時間帯の列車はかなり混んでいたため、この増結は非常に有難く感じます。

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中部国際空港へのアクセス強化

猛威を振るった感染症も落ち着きを見せるようになり、空港利用客も増加するようになりました。それにあわせ、常滑線・空港線では、増結・増便がなされます。まず、下記の列車が4両編成から6両編成に増結されます。また、この列車が、名鉄岐阜を発車する時刻が、従来より1分早まります。中部国際空港駅への到着時刻は、現行のダイヤを基に推測したものとなります。

種別・行先名鉄岐阜駅 発車時刻名鉄名古屋駅 着時刻中部国際空港駅 着時刻
急行・中部国際空港
※名古屋以遠
快急
6:226:577:39(推測)

また、朝・夕方に中部国際空港を発着する準急列車も、4両編成から6両編成に増結されます。

さらに、常滑線の現在の始発列車である、太田川発常滑行の普通列車が、金山始発となります。これにより、神宮前〜太田川間の普通停車駅から、空港方面へのアクセスが向上します。ここでは一例として、名和駅の事例をご紹介します。

さらに、深夜帯においても、中部国際空港駅を発車する快速急行・急行が、太田川・大江の両駅で普通列車と接続することにより、太田川以北の準急・普通停車駅(大江・神宮前以外の全駅)の利便性が向上します。

中部国際空港 → 太田川〜大江 間各駅23:07発 快速急行
名鉄一宮 ゆき
(太田川で普通列車に接続)
中部国際空港 → 大江〜神宮前 間各駅23:13発 急 行 新鵜沼 ゆき
(大江で普通列車に接続)

竹鼻線・羽島線 ワンマン運転開始

今改正より、笠松から江吉良を経由し、新羽島までを結ぶ竹鼻線・羽島線において、ワンマン運転が開始されます。なお、以降では便宜上、笠松から新羽島までの系統をまとめて竹鼻線と呼称します。

新羽島駅にて。

改正後は、利用状況に応じた本数の変更も行われます。特に日中の本数はほぼ半減します。

時間帯改正前本数(1時間あたり)改正後本数(1時間あたり)
平日/土休日 朝
(平日:6〜9時台 土休日:6時台〜10時台)
4本3〜4本
平日/土休日 日中
(平日:10〜15時台 土休日:11時台〜16時台)
4本2本
平日/土休日 夕方
(平日:16時台〜20時台 土休日:17時台〜20時台)
4本3本
平日21時台2本3本

また、ワンマン化に伴い、従来竹鼻線で運用されてきた一部の形式の入線が不可能となります。

犬山線 運行列車の見直し

犬山線では、かなり大規模な運行形態の変更がなされます。平日10時台〜15時台および土休日11時台〜16時台(所謂「データイム」)における変更点は、以下の通りです。

  • 毎時2本ずつ運行されていた、犬山行き・岩倉行きの普通列車を、いずれも岩倉行きとする
  • 毎時2本ずつ運行されてきた、(河和線)河和・新鵜沼間の急行を、いずれも犬山発着の準急とする
  • 従前より準急として運行されてきた列車は、犬山行きとする

これにより、岩倉〜新鵜沼間においては、下記の通り停車列車数に変動があります。

停車本数 現状維持(停車本数/h)停車本数 減少
(改正前の停車本数/h→改正後の停車本数/h)
・岩倉(10本)
・石仏(4本)
・木津用水(4本)
・犬山口(4本)
・布袋(6本→4本)
・江南(8本→6本)
・柏森(8本→6本)
・扶桑(6本→4本)
・犬山(8本→6本)
・犬山遊園(6本→4本)
・新鵜沼(6本→4本)
普通列車の犬山行きも、日中の犬山線では見られなくなる。

名鉄岐阜駅 乗換時間短縮

名鉄岐阜駅では、名古屋本線の特急・快速特急と、各務原線の普通列車との乗換時間を短縮します。下記の表は、改正後の11時台〜14時台の例です。

名古屋本線 → 各務原線各務原線 → 名古屋本線
09分着(特急)→15分発09分着→16分発
快速特急
24分着(特急)→30分発24分着→31分発
特急
39分着(特急)→45分発39分着→46分発
快速特急
54分着(特急)→00分発54分着→01分発
特急

従来は15分ほど要していた乗換時間が、10分近く短縮される予定となっています。

その他

  • 名古屋本線において、16時台〜21時台の急行列車は、大里駅への特別停車を取りやめます(上下21本)。これにより、18時台の場合、上下ともに停車本数が毎時6本から毎時4本に減少します。
  • 金山駅のホームドア設置に伴い、同駅での停車時分の調整を行います。よって、同駅を発着する全ての列車時刻を調整する予定となっております。

まとめ

およそ2年ぶりとなる名古屋鉄道のダイヤ改正。前回と同様に、かなり大規模なものとなりました。しかし、やっぱり瀬戸線は変更なし。瀬戸線沿線住みの筆者は「もう少し本数を増やそうよ……」と思いながら、この記事を書いたのでした。

出典ほか

この記事を書いた人
杉山英澪
杉山英澪
名古屋住みの乗り鉄・音鉄で、好きな発車メロディは「Cielo Estrellado」「古いオルゴール」等。
また、関西圏を舞台とした架空鉄道を3作作成中です。

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