
どうも、クリスマスなのでシャケを食った中沢です。
いわゆる“4直”の要ともいえる都営浅草線の車両を45回に分けてご紹介!その名も「都営浅草車両図鑑」!前回はこちらから!⏬
え?5回?と思った方もいらっしゃるでしょう。なんせこのシリーズは最初から4話構成を前提として進んでいたのですから。ですがアレを忘れていました。そう、都営に存在する機関車「E5000形」です。ということで今回はそんなE5000形をご紹介していきます。それでは今回もよろしくお願いします!
【豆知識】
最終回詐欺とか言うな
俺が一番分かってるから
E5000形の特徴
外観

E5000形は大江戸線の電車を浅草線の車庫に持っていくための機関車で、それ故に浅草線のトンネルはもちろん大江戸線のトンネルも通れるスリムな車体となっています。
車体のカラーリングは浅草線(赤)と大江戸線(ピンク)のちょうど中間の色「ストロベリーレッド」となっており、側面には金属製の扉(点検用)がついています。連結器は大江戸線と同じ高さについているものの、上に付け直すと浅草線と同じ高さにすることも可能な構造となっています。
機器類
IGBT-VVVFの制御装置を搭載しています。大江戸線を走ることができるもののリニアモーターは搭載されていません。台車はボルスタレス(浅草線には存在しない台車)となっています。
車内
客を乗せるようなものではないので、機器類がぎっしり詰まっています。運転室は操作性や機能性などを重視した作りになっているようです。
E5000形が登場した経緯
大江戸線が開業した当初、車両の点検整備は光が丘で行っていました。ですがその設備は手狭であり、環状部に新しく作られる車庫に工場設備を移設しようとしていましたが結構なお金がかかってしまいます。…おや?浅草線の車庫が改修されるようです。なんならどちらも1435mmのレール幅、物理的には大江戸線の車両も通れるはずです。ほな浅草線の車庫に大江戸線の車両を連れていけばいいのか!
…と思いましたが、大江戸線はリニアモーターカーです。浅草線の線路にはリニアモーターカーが走るのに必要なプレートが存在しないため、大江戸線は浅草線を自力で走ることができません。かといって浅草線の車両で引っ張ろうにも、大江戸線のトンネルが小さいので浅草線の車両は入れません。
じゃあどっちにも入れる機関車を作ればいいんだ!!
ということで、E5000形は誕生したということです。
どこで見ることができるの?
運が良ければ浅草線内で見られます。あとは都営フェスタでも見られることがあります。
結論
結論:いつか浅草線内で見てみたいね
ということで「都営浅草車両図鑑」急遽5回目が生えてしまいましたがこれで本当におしまいかな。今度こそ次は新車が出た時ですね。ありがとうございました!

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