【原型に近いうみかぜ】仙石線205系3100番台M5編成【仙石線車両図鑑 #5】

こんにちは。こづるしんでんです。

仙石線の個性豊かな車両たちを紹介する、仙石線車両図鑑。今回は手始めに、205系3100番台M1編成を紹介していこうと思います。

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概要

M5編成は、205系3100番台の5番目の編成となっています。

あおば通方から、クハ204-3105、モハ204-3105、モハ205-3105、クハ205-3105の4両編成です。

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転入元は?

仙石線の205系で5番目に宮城野に転入した編成で、2002年12月14日に転入しています。

転用元は、あおば通方から、サハ205-39(ヤテ20編成)、モハ204-65(ヤテ22編成)、モハ205-65(ヤテ22編成)、サハ205-40(ヤテ20編成)です。

土崎工場で転用改造が行われました。ATACSが搭載されており、ID-05が振られています。

特徴は?

M5編成の特徴と言えば、なんといっても前照灯がHIDのままとなっていること。205系3100番台のなかではかなり少数派の形態となっており2WAY色の編成では唯一となっています。なので原型に近い、ということですね。

余談ですが、M4編成が廃車されたあとは2WAYシートを搭載された編成はパッと見でどの編成か特定できるようになりました。

・M2編成:LED灯、マンガッタンライナーII

・M3編成:LED灯、2WAY色

・M5編成:HID灯、2WAY色

・M8編成:HID灯、マンガッタンライナーI

もっとも、編成番号見ろ、で解決しますが……

あと、ドア窓の大きさは全車小窓の他、霜取りパンタグラフの設置はありません。

また、石巻方クハ205-3105に2WAYシートを搭載していて、快速運転時を中心にクロスシートになっていました。(現在はロングシートに固定)

そのため、塗装も2WAY車専用のものになっており、赤(石巻)、橙(松島)、紫(塩釜)、緑(仙台)と、1両ごとに別の色になっています。それぞれの色の意味は前回記事で解説したのでぜひご覧ください。

なお、HID灯かつ2WAY色の編成って、実は現存する仙石線の205系ではM5編成のみとなっています。判別しやすいですね()

2wayシートを使った!?

写真AC

ご存じの通り、仙石東北ライン開業後しばらくすると2wayシートはロングシートモードで固定されてしまいましたが、なんとちょっと前に2WAYシートのクロスシートモードで団体列車が運転されました。

プレスリリースより
『快速ムーンライトうみかぜ号』で行く深夜の仙石線を205系で楽しむ旅を運行します!
仙台統括センター(宮城県仙台市)では2025年9月20日(土)出発の『快速ムーンライトうみかぜ号』で行く深夜の仙石線を205系で楽しむ旅を運行します。深夜帯にあおば通~陸前山下間を団体列車として設定。車内の灯りを減光し、夜行列車の雰囲気をお...
https://www.jreast.co.jp/press/2025/sendai/20250808_s01.pdf

で、これに該当されたのがM5編成。あおば通への送り込み時の幕が快速幕だったり、陸前山下~宮城野信号所を36分、表定速度約70km/hでぶっ飛ばしたりと色々すごかったそうです。

わざわざ運用変更かけてまでM5編成を該当させたとの話も聞いたのでやっぱ原型の編成を入れたかったんだろうなあと思いました。

まとめ

ということで、M5編成を紹介しました。

次はM6編成。やっぱりカオスなこの編成、はたしてどうなのでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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こづるしんでん
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