中特?通特?青特? 中央線(東京〜高尾)の種別と歴史をざっくり解説!きみも中央線オタクになろう!

こんばんは、今日も1日お疲れさまでした。
えー知人に「中央線わかんねえよ教えて」と言われました。いや僕本線民なんだけどな…。

そんなこんなで、今回は「中央線 東京 – 高尾」についてご紹介します。高尾から先はまあそのうち…笑
じつは「黄色い電車」も中央線だったり…?
今回の記事はあくまで「初心者に向けた記事」なので電車オタク要素はほぼ無いです。「地下鉄は都営とメトロで分けろ!」などというマジレス等はお控えいただけますと幸いです。

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真ん中通る、甲武鉄道。

真ん中通るは中央線

関東の人ならだれもが聞いたことのある、このメロディ。名前の通り、東京都心から山梨・長野を通り名古屋まで「日本の中央を結ぶ」全長約400 kmの路線です。
今回紹介する「東京 – 高尾」は53.1 km。区間によって様々な呼び名があると同時に、この区間は関東圏では一番種別が多い路線と言う面でも知られており、平日8種別+3特急、休日7種別+3特急が走行する路線です。

中央線のはじまりは古く、1899年4月11日までさかのぼります。生糸産業が発展していた多摩地域より西側と都心を結ぶための交通手段として「甲武鉄道」によって新宿 – 立川間が結ばれたのが始まり。新宿、中野、武蔵境、国分寺、立川駅はこの時に開設されます。
4か月後の8月11日には八王子まで延伸。そこから続々と鉄道駅が開通し、国が買い上げる1906年までに「高円寺・阿佐ヶ谷・西荻窪・三鷹・武蔵小金井・東小金井・西国分寺と牛込駅だった飯田橋駅」を除いた「御茶ノ水 – 八王子」が完成します。当時から複線や電車運転を行っていた中央線。今思えばすごい路線なんだなとしみじみ感じます。

国有化後も新駅は続々開業。国によって1901年に建設された八王子以西も相まって、甲武鉄道国有化後は「御茶ノ水 – 八王子 – 篠ノ井」という長大路線になります。この当時、篠ノ井線は中央線と言う括りになっていたため、中央線の一員として扱われていました。のちに中央西線が開通すると、中央東線は塩尻で名古屋方面に向かう線路を選択したため、塩尻以北は「篠ノ井線」という新たな路線としてスタートすることになりました。名古屋まで全通したのは1911年だったりします。

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戦後の殺人的混雑

時代は大幅に進み戦後の高度経済成長期。中央線沿線は都心の住宅地としても機能し、殺人的混雑率を誇りました。「中央線の通勤電車を体験してから文句を言え」という言葉が生まれるほど。
そんな中央線は「通勤5方面」の一角としてまとめられ、常磐・東北・東海道・総武と並んで混雑率の緩和を行うことになりました。しかし、中央線は他の路線にはない、ある問題が存在しました。

他の路線には「各駅停車」と呼ばれる駅間が比較的近い電車が並走する路線・区間があります。一方の中央線はどうでしょうか?
複々線と呼ばれる、各駅停車と快速電車が並行するのは御茶ノ水 – 中野 – 三鷹のみ。このうち、中野 – 三鷹については、快速電車が平日各駅停車に化けるため、実質的に並走区間は御茶ノ水 – 中野になっています。なぜこんなことになってしまったのでしょうか?
これには、「『東京駅に行かない各駅停車』しか止まらない」ことに反対した地元の姿がありました。

東京に行かない各駅停車

みなさんは「中央線各駅停車」と聞いて、何線、もしくはどこの区間が思いつくでしょうか?パっと出てこない人が多いと思います。出てきても立川 – 高尾や高尾以西などではないでしょうか?
実際、電車オタク以外…吹奏楽関係の人に「中央線各駅停車ってどこかわかる?」と聞いてもみんな「どこ?」となっていました。影うっす…。

中央線各駅停車自体は、「御茶ノ水 – 三鷹」を走る黄色い電車、『中央・総武線』のことなのですが、実際のところ様々な用途で使われる名前のため、それ以外の各駅に止まる区間を指すこともあります。

中央・総武線は元来、立川駅まで延伸する予定でした。関東大震災時に復興を兼ねて総武線と直通運転を開始したのが現在の中央総武線の前身。そこから、中央線の快速線に対する各駅停車線の役割を果たす路線として中野まで開通、その後三鷹まで開通しましたが、三鷹より西側に延伸する計画は実質凍結状態となっています。
総武線と直通運転を行っているため、御茶ノ水から神田方面に向かわず、そのまま千葉方面に向かうのが特徴。総武線側でも同じことが言えますが、どちらも「東京に向かわない各駅停車」なのです。

なお、その名残として2020年までは朝夕に限り、この黄色い中央総武線が三鷹以西、立川まで乗り入れていました。そのため、実質的な各駅停車の役割を果たしていたのですが、快速線グリーン車投入の影響により廃止となりました。

#東京に行く快速を停車させろ

中央線快速電車が「快速」というイメージがない理由としてもう一つ上げられるのは、「三鷹 – 中野の意味のない複々線」でしょうか。平日はどちらの路線も各駅に止まるため、正直快速も各駅停車も変わらない状態となっています。そのため、実質的に快速は中野から御茶ノ水のみ。全然快速と言う感じがしない路線でもあります。

もともと、三鷹 – 中野間は吉祥寺駅と荻窪駅のみに停車する予定でした。なんならこの2駅を通過するという案も出ていました。
しかし、これを聞いた西荻窪・阿佐ヶ谷・高円寺の3駅の沿線住民が猛反対。東京に1本に行けないのはやはり不便、と言うことで「快速止めてくんなきゃ複々線の用地あげない」と国鉄に文句を言うことになります。当時国鉄としてはいち早く複々線化を進めたかったため、この文句を泣く泣く承諾。最終的に平日は快速電車を止めることになりました。

また、特急電車や優等種別が多いのも中央線の特徴。電車によっては、中野までは中央線快速電車よりも中央・総武線に乗った方が速く着く、なんていう各駅停車と快速電車が逆転することにもなっています。
なお、この杉並区にある3駅をまとめて「杉並三駅」と呼称するのですが、この杉並三駅問題は多摩地域の人に特に恨まれてます。
実際のところ通過したところであの線路設備じゃそんな変わらない気もするが…。あ、でも詰まらないのか。

中央線の豊富な種別

あんたは西線だな

さて、そんな中央線(東京 – 高尾)ですが、様々な種別が走っているのは皆さんご存じの通り。では、全て言えますか?
今回は、中央線沿線じゃない人にもわかりやすいように、じっくりと解説していきます!新生活のお役に立てば…。

停車駅のイラストは中沢さんが描いてくれました。ありがとう!
紹介してくれているキャラクターは御茶ノ水駅を擬人化した「古田 一弥ふるた いちや」くん。矢切ディスカッションのキャラクターの一人です。興味がある方は是非ご覧ください!

中央線各駅停車(黄色い電車)

先ほどもご紹介した、中央総武線。中央線の各駅停車を担う路線です。
運転区間は三鷹 – 御茶ノ水。三鷹→御茶ノ水の終電、御茶ノ水→三鷹の始発を除き、すべての電車が総武線各駅停車と直通運転を行います。また、一部時間帯は東京メトロ東西線に乗り入れ、大手町などにも1本で行くことができます。そういう面では案外中央線快速電車と変わらないのかもしれません。しかし、それを言えるのは中野以西。中野より東側は千葉にしか行けないため、結局乗り換え必須になります。なんだかなあ。
停車駅はこんな感じ

停車駅乗り換え
三鷹中央線<立川方面>
吉祥寺京王井の頭線
西荻窪
荻窪地下鉄丸ノ内線
阿佐ケ谷
高円寺
中野地下鉄東西線
東中野地下鉄大江戸線
大久保
新宿山手線・湘南新宿ライン
埼京線・相鉄線直通
小田急線
京王線・地下鉄新宿線
地下鉄丸ノ内線・大江戸線
代々木山手線・地下鉄大江戸線
千駄ケ谷
信濃町
四ツ谷地下鉄丸ノ内線・南北線
市ケ谷地下鉄有楽町線・南北線
地下鉄新宿線
飯田橋地下鉄東西線・有楽町線
地下鉄南北線・大江戸線
水道橋地下鉄三田線
御茶ノ水中央線<東京方面>
総武線秋葉原方面直通
地下鉄丸ノ内線

そこそこに乗り換え面もよさそうな感じですね。しかし、やはり東京に行かないというのはかなり痛い…。

中央線各駅停車(オレンジ色の電車)

さて、中央線にはもう一つの各駅停車があるのをご存じでしょうか。
詳しくは後述しますが、中央線快速電車の下り電車はある一定の駅に到着すると種別を「快速」から「各駅停車」に変更します。これは、終点まで快速表記じゃなくてもいいよね、と言うJR東日本の考えに基づいたもの。
快速は平日中野、休日三鷹から、通勤快速・中央特快・青梅特快は立川駅から各駅停車案内に変わります。一方の上りは、全区間を通して種別が統一されています。

快速(オレンジ)

中央線快速電車の一番下位種別にあたる快速。平日は西側から中野駅まで、休日は西側から吉祥寺駅までの各駅に停車します。
高尾駅からの停車駅はこんな感じ

停車駅乗り換え
高尾中央線<大月方面>
京王高尾線
西八王子
八王子横浜・根岸線
八高・川越線
豊田
日野
立川青梅線・五日市線・南武線
多摩モノレール
国立
西国分寺
国分寺西武国分寺線
西武多摩湖
武蔵小金井
東小金井
武蔵境西武多摩川
三鷹中央線各駅停車
吉祥寺京王井の頭線
西荻窪休日通過
荻窪地下鉄丸ノ内線
阿佐ケ谷休日通過
高円寺休日通過
中野中央線各駅停車
地下鉄東西線
新宿山手線・湘南新宿ライン
埼京線・相鉄線直通
中央線各駅停車
小田急線
京王線・地下鉄新宿線
地下鉄丸ノ内線・大江戸線
四ツ谷中央線各駅停車
地下鉄丸ノ内線・南北線
御茶ノ水総武線<秋葉原方面>
地下鉄丸ノ内線
神田山手線・京浜東北線
東京山手線・京浜東北線
上野東京ライン
東海道新幹線・東北新幹線
地下鉄丸ノ内線
地下鉄東西線<大手町>

停車駅が異様に多いのが中央線快速の特徴。常磐線なんかと比べると、その異様さがわかると思います。
休日は杉並三駅を通過するのがまだ救い。
一部電車は立川から青梅線に直通します。

通勤快速(紫)

平日の夕方下りのみが運行される通勤快速。基本的に高尾・大月・青梅行きのどれかであり、一日に2本だけ河口湖に直通します。
停車駅は快速と特別快速を足して2で割ったような感じ。

停車駅乗り換え
高尾中央線<大月方面>
京王高尾線
西八王子
八王子横浜・根岸線
八高・川越線
豊田
日野
立川青梅線・五日市線・南武線
多摩モノレール
国分寺西武国分寺線
西武多摩湖
三鷹中央線各駅停車
吉祥寺京王井の頭線
荻窪地下鉄丸ノ内線
中野中央線各駅停車
地下鉄東西線
新宿山手線・湘南新宿ライン
埼京線・相鉄線直通
中央線各駅停車
小田急線
京王線・地下鉄新宿線
地下鉄丸ノ内線・大江戸線
四ツ谷中央線各駅停車
地下鉄丸ノ内線・南北線
御茶ノ水総武線<秋葉原方面>
地下鉄丸ノ内線
神田山手線・京浜東北線
東京山手線・京浜東北線
上野東京ライン
東海道新幹線・東北新幹線
地下鉄丸ノ内線
地下鉄東西線<大手町>

これが本来の中央線快速電車の停車駅、と言われており、立川までの通過する各駅に各駅停車を止める予定だったと言われています。
遠近分離を行うためのこの種別。平日夕方は快速・通勤快速のどちらかしか走行しないのが特徴ですね。
ちなみに、混雑するのは電車にもよりますが意外にも国分寺 – 立川だったり。
休日は各路線の特別快速に化けます。

特別快速

中央線の特別快速は4種類存在。どれも個性豊かな電車です。

中央特快(青)

響きがかっこいい。中央特快です。
中央特快は中央線内最上位種別の一つであり、京王線の対抗として国鉄時代から設定。平日休日問わず運行されています。
余談なんですが、大月駅を発着する列車の半数は中央特快だったり。中央線と言えばこの種別と言うイメージの人もいるのではないでしょうか、少なくとも私はそうです。
停車駅はこんな感じ

停車駅乗り換え
高尾中央線<大月方面>
京王高尾線
西八王子
八王子横浜・根岸線
八高・川越線
豊田
日野
立川青梅線・五日市線・南武線
多摩モノレール
国分寺西武国分寺線
西武多摩湖
三鷹中央線各駅停車
中野中央線各駅停車
地下鉄東西線
新宿山手線・湘南新宿ライン
埼京線・相鉄線直通
中央線各駅停車
小田急線
京王線・地下鉄新宿線
地下鉄丸ノ内線・大江戸線
四ツ谷中央線各駅停車
地下鉄丸ノ内線・南北線
御茶ノ水総武線<秋葉原方面>
地下鉄丸ノ内線
神田山手線・京浜東北線
東京山手線・京浜東北線
上野東京ライン
東海道新幹線・東北新幹線
地下鉄丸ノ内線
地下鉄東西線<大手町>

通勤快速から荻窪・吉祥寺を減らした停車駅。中央線内では最速を誇る無課金電車です。なお、大月発着の電車は途中、大月 – 高尾・立川間で、必ずと言っていいほど後続の特急に抜かれるこの電車。大月 – 高尾・立川間は普通列車・各駅停車なので、抜かれるということも日常茶飯事のようです。

青梅特快(緑)

青梅線に直通する特別快速である「青梅特快」。青梅特快は民営化後に運転が開始されました。途中駅での特急退避は無いのが最大の特徴。立川までなら青梅特快の方が速いなんてことも。停車駅は中央特快と同じですが、立川から全列車が青梅線に入るのが特徴です。

青梅特快は設定当初、国分寺駅を通過していたのが特徴的な電車でした。これには理由があり、上り列車が立川駅を出て次の大きな駅、国分寺駅で特急の退避、中央特快の接続といった「最上位種別同士での接続」を行ってしまうということを防ぐためだった、と言われています。

通勤特快(赤紫)

もう名前からしてなんかやばそうな「通勤特快」。平日上りに4本のみ設定されています。略さずに「通勤特別快速」と呼ばれることもあります。
この列車の一番恐ろしい点は停車駅。よく皆さんネタにしていますが、「国分寺から新宿まで30分ほどドアが開きません」。恐ろしいですね。
ちなみにグリーン車の利用率がいい電車の一つでもあり、グリーン車無料期間中に大月駅から利用しましたが、高尾駅ではすでに満席となっていました。八王子駅では立席が出るレベル…。
停車駅はこんな感じ。恐怖でしかない。

停車駅乗り換え
高尾中央線<大月方面>
京王高尾線
八王子横浜・根岸線
八高・川越線
立川青梅線・五日市線・南武線
多摩モノレール
国分寺西武国分寺線
西武多摩湖
この間30分無停車通過駅利用客は
快速乗り換え
新宿山手線・湘南新宿ライン
埼京線・相鉄線直通
中央線各駅停車
小田急線
京王線・地下鉄新宿線
地下鉄丸ノ内線・大江戸線
四ツ谷中央線各駅停車
地下鉄丸ノ内線・南北線
御茶ノ水総武線<秋葉原方面>
地下鉄丸ノ内線
神田山手線・京浜東北線
東京山手線・京浜東北線
上野東京ライン
東海道新幹線・東北新幹線
地下鉄丸ノ内線
地下鉄東西線<大手町>

あの中央特快が止まる多摩地域各駅も通過します。あくまで遠近分離を図るための列車と言うことなので、案外高尾以西の客がメインターゲットなのかもしれません。
なお、青梅線から来る列車は立川まで各駅に止まります。

特別快速 「ホリデー快速」(ピンク)

対して、こちらは休日のみ設定されているホリデー快速。この電車の特徴は、青梅線内も通過運転を行うというところでしょうか。青梅線内は「立川、西立川、拝島、福生ふっさ、青梅」と「青梅、御嶽みたけ、奥多摩」にしか止まらない、真の快速電車です。
中央線内の停車駅は先の青梅特快、中央特快と同じ停車駅。今年のダイヤ改正から始発が東京駅になったことで、中央線内は青梅特快や中央特快と何も変わらない状態になりました。

むさしの号

これとは別に、中央線内には武蔵野線と直通運転を行い八王子駅から大宮駅までを1本で結ぶ「むさしの号」が運転されています。使用車両は武蔵野線のE231系0番代もしくは209系500番代。今後ホームドアの設置に伴いどうなるか、今注目されている列車の一つです。
中央線内は「八王子、豊田、日野、立川、国立」に停車。これとは別に、中央線内には武蔵野線と直通運転を行い八王子駅から大宮駅までを1本で結ぶ「むさしの号」が運転されています。使用車両は武蔵野線のE231系0番代もしくは209系500番代。今後ホームドアの設置に伴いどうなるか、今注目されている列車の一つです。中央線内は「八王子、豊田、日野、立川、国立」に停車。国立からは武蔵野線との接続線を通り、武蔵野線に入ります。

普通列車(濃い青)

また、立川駅より西側には水色の6両編成の普通電車が乗り入れてきます。この列車は大月やそれより西側の甲府・小淵沢・松本まで運行する「中距離列車」と呼ばれる種類の列車です。常磐線で言うところの青快速。
全区間で各駅に停車します。立川まで乗り入れる列車は1日2往復のみ。それ以外は基本的に高尾発着ですが、数本だけ豊田・八王子発の列車が存在します。

と言いたかったのですが、次のダイヤ改正で消滅するようですね。

特急(濃い紫)

中央線の特急には、長野県に行く「あずさ」号、山梨県甲府・竜王止まりの「かいじ」号、大月駅から富士急行線に入る「富士回遊」号の3種類があります。
どの列車も高尾駅までは停車駅が統一され、「新宿、立川、八王子」に停車します。立川から新宿までをグリーン車感覚で使うお客さん案外多いんですよね、驚きました。

ちなみにこのほかにも、常磐線や鎌倉と結ぶ臨時特急が運転されることもあります。

せっかくなので沿線紹介

友人と武蔵野うどんを食べてきました

せっかくなので、沿線紹介も軽くしましょうかね。
中央線は「中央線カルチャー」とも呼ばれるほど、多様な文化が染みついている路線。この多様な文化は新宿以西に顕著に現れます。代表的なのは杉並の高架下、国分寺・吉祥寺・高円寺からなる若者文化が花開いた「三寺」八王子のスープカレーなどでしょうか。

JR東日本が運営する「中央線が好きだ。」というサイトをご存じでしょうか。中央線の魅力を発信し、中央線の素晴らしさを皆さんに伝える、そんなサイトです。
僕も本線の人間なのでわからないときはこのサイトを利用するのですが、とても分かりやすく、いろんなことを学べる良いサイトです。アプリだと景品が当たることも…!

ちなみに上の画像のうどんは西国分寺駅で食べることができます。武蔵野うどんという名前のうどん。つるっとしたのど越しで、とてもおいしかったです。ごちそうさまでした!

都会から自然まで、欲張りセット

東京駅は一番高いホームに到着する中央線快速電車。これは、北陸新幹線が長野駅まで開業するときに東京駅のホームを増設する必要があり、その用地確保のため。と言われています。
東京の都心から多摩地域の端を結ぶ中央線快速電車。東京のあわただしい都会から、高尾の静かな空気まで様々な風景を楽しむことができます。
路線の高さはだいたい185m差。高尾駅に行くまでに、185m登っていることになるそうです。

グリーン車いれるために頑張ってたんですよ。

そんな高尾駅ですが、京王高尾線も乗り入れています。京王線に乗り換えて高尾山口駅まで向かい、ハイキングをするという方もいらっしゃるようです。都会の雑踏を忘れ、デジタルデトックス。やろうかなって思ったけど裏山でいいかな…。

まとめ

中央線を紹介しよう、って思ったのに種別が多すぎてそれどころじゃなくなってしまいましたが、中央線についてザックリとわかってもらえたでしょうか?
杉並三駅問題から始まり、特別快速が4種類あること、各駅停車の方が速いことがあること…。いろいろと謎な路線ですが、それでも今日も人々を載せて、多摩と都心を往復する生活を送っています。
久しぶりに東京行きたいな…。

この記事を書いた人
へち
へち
今日も生きてて偉い。

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