
こんにちは。こづるしんでんです。他の方もやっていたので絶賛便乗。車両図鑑シリーズです。
仙台市営地下鉄を走る車両たちを紹介する、「仙台市営車両図鑑」。
第一弾である今回は、去年10月に営業運転を開始したばかりの南北線3000系について紹介していこうと思います。
概要

3000系は、2024年10月28日に営業運転を開始した仙台市営地下鉄南北線向けの新型車両です。
南北線開業時から使われていた1000N系。系年40年を超える編成も現れ、老朽化も進んでいたため、これらを置き換えるために新製されています。
製造予定は1000N系より1本多い22本。日立製作所が製造を担当し、2025年8月19日時点では1編成のみ運用されています。また2024年10月16日に、日立製作所と共同でグッドデザイン賞を受賞しています。
デザイン
コンセプトは「南北線車両からの進化」。
実は2021年3月に3種類のデザイン案の中から投票が行われ、デザインが決定しました。市民が地下鉄車両のデザインを決められるなんてなかなかないですよね? (当時の私はC案にいれたけど結局採用されなかったのは秘密)
前面

3000系ではアルミ製の車体を採用。先頭形状は『くの字型』で、1000N系のデザインを引き継ぎつつ、ブラックフェイスを採用したり、前照灯や後尾灯を全面ラインと一体化させたりして、進化したイメージを作っています。

ちなみに行先表示機はフルカラーLED。普通に運転するときは背景が緑色に、臨時・回送・試運転時には背景が赤になります。
側面

車体裾部に帯を巻いていた1000N系と異なり、上部に2本の帯が巻いてあります。
ちなみに車体自体は無塗装で、ヘアライン加工で仕上げられてるそう。外板塗装がされている1000N系と違って側面がピカピカ輝いていますね。
内装

座席はドア間が7人掛け、車端部は4人掛けの1000N系から、ドア間は6人掛け、車端部は3人掛けに変更され、ゆとりが増えました。
モケットはケヤキ並木をイメージした柄に、座席横の袖仕切板は木目調になっていて、全体的に落ち着いた雰囲気になっています。また、車端部にはフリースペースも設置されています。

ちなみに全てのドアの上部にLCDがついています。従来のLEDスクロール式のものよりも見やすくなり、今どこにいるか、がすぐわかるようになってとても助かっています。
自動放送には駅ナンバリングの読み上げが追加。近代的で使いやすい車両に仕上がってる……と思います。
どこで見られる?

仙台市営地下鉄地下鉄南北線の泉中央〜富沢間の全区間で運用されています。
運用も公開されているので、狙って乗ってみるのも面白そうですよ〜
まとめ

実は私、3000系の一般営業運転一番列車に乗りに行ってました。(去年の話ですが) その時感じたのは、うまく1000N系から進化しているな、ということ。
今後さらに増備が進んでいく3000系、活躍に期待したいですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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中央特快相模湖行き()
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