【205系最後の花道】松島基地航空祭の臨時列車を見ていく

こんにちは。最近仙石線ネタしか書かないこづるしんでんです。ちなみに最近多忙でつかれてます。

てことで、今回も仙石線ネタ。松島基地航空祭開催に伴う臨時列車を紹介していこうと思います。

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松島基地航空祭って?

まずは松島基地航空祭とは何かについて、AIに解説してもらいました。

松島基地航空祭は、宮城県東松島市にある航空自衛隊松島基地で毎年開催されるイベントです。主にブルーインパルスによるアクロバット飛行が見どころで、多くの航空ファンや家族連れが訪れます。展示飛行のほか、地上展示として戦闘機や救難ヘリの展示、装備品の紹介も行われ、航空自衛隊の活動を間近で体感できます。また、基地内の飲食ブースやグッズ販売もあり、地域の活性化にも貢献しています。

だそうです。今年は8月30日に開催されるようですよ~

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臨時列車は?

かなりの人数が毎年この航空祭に訪れるので、当然毎時1~2本のみの仙石線(高城町より西)では当然捌ききれません。

そこで、仙石線経由で205系による臨時快速が最寄りの矢本駅まで運行されます。

下り(石巻方面)

まずは朝方に運転される「快速 矢本行き」と「普通 石巻行き」から。

1号

まずは早朝に出発する1号から。

朝一番の臨時快速で、東塩釜行きの列車を延長したものとなっています。停車駅は、東塩釜までの各駅、松島海岸、高城町、終点矢本です。

なんとこの列車、陸前小野・野蒜といった中間の主要駅を通過してしまいます。仙石東北ラインの快速が停まる駅をスルーしてしまうあたり、完全に航空祭の来場者輸送に特化したダイヤですね。

3・5号

次は7時~8時ぐらいに出発する3号と5号です。

東塩釜行きの列車を延長したものとなっていて、東塩釜までの各駅、松島海岸、高城町、野蒜、陸前小野、終点矢本の順に止まります。

私は去年3号にのって矢本まで行きましたが、やっぱりすごい混み方でしたね。たぶん3号or5号が一番混むんではないでしょうか。ちなみに高城町~矢本の所要時間は16分。仙石東北ラインと同じぐらい飛ばすので、各駅停車運用では見られない速度感があります。

7・9号

次はちょっと遅めの10時、11時にあおば通を出る7号と5号です。

松島海岸行きの列車を延長したものとなっていて、松島海岸までの各駅、高城町、野蒜、陸前小野、終点矢本の順に止まり、矢本に到着後は、そのまま石巻行きの普通列車になります。

元々松島海岸行きなので、陸前浜田通過は見ることはできませんが……実はあの駅の構内の制限速度って60km/hなんですよね。205系が駅を通過する姿を見たい人は東名に行くのがおすすめですよー

ちなみに矢本到着後は石巻行きの普通列車に化けます。まじかよ。

51号・53号

最後は矢本発石巻行きの普通列車です。7号、9号は矢本到着後に石巻までのんびり運転します。

昔の仙石線の緑快速(遅い方)って、停車駅が多賀城までの各駅、本塩釜、松島海岸、高城町、野蒜、陸前小野、矢本からの各駅だったんですね。細かく見ると違うところもありますが、あおば通から石巻まで通しで乗れば全盛期の205系快速を追体験できる・・・・・・かもしれません。

上り(仙台方面)

52号・54号

まずは石巻発矢本行きの52号と54号。51号・53号の折り返しの列車です。

ちなみに仙石線の営業列車で「矢本行き」の方向幕を使うのは例年2回しかありません。一つはこの松島基地航空祭、もう一つは石巻川開き祭りです。かなりレアなのでぜひ写真に収めておきたいところです。

矢本では到着後すぐに上り快速へ変わるため、矢本までの送り込み回送も兼ねています。

2号・4号

次は2号と4号です。実質的には52号・54号の続き運転。停車駅は陸前小野、野蒜、高城町、松島海岸からの各駅です。

ちなみに座って帰りたいな〜って思った人は東矢本駅まで歩いて、そこから52号か54号に乗り、仙台方面まで通しで乗るのがおすすめですよ。

6号・8号

次は6号と8号です。停車駅は陸前小野、野蒜、高城町からの各駅です。

高城町始発の列車を延長した形の臨時快速で、上り限定の珍しいパターンです。

10号

次は10号です。停車駅は陸前小野、野蒜、高城町、松島海岸、東塩釜からの各駅です。

次の12号は普通列車なので、205系の快速表示を撮影する最後のチャンスかもしれません。コメントは…もはや「乗っとけ!」に尽きます。

12号

最後に唯一、東塩釜〜矢本間も各駅停車となる延長運転。イベント帰りの余韻に浸りつつ、ローカル輸送も担う締めの列車です。全区間通し乗車で、205系でのんびりと帰るのもありかもしれませんね。

運用的には

今回の松島基地航空祭臨時列車、使われるのはもちろん仙石線用の205系3100番台。普段は仙台〜高城町間を淡々と往復している彼らですが、この日ばかりは朝からフル稼働。あおば通〜矢本間の快速運転石巻〜矢本間のローカル運用といった、日常運用では絶対に見られないパターンが次々と登場します。

運用繰りも普段とはガラッと変わります。朝の延長運転後は矢本でしばし休憩…かと思いきや、そのまま石巻まで行ってから再び上りの臨時に充当されるなど、「お祭りダイヤ」ならではの変則っぷり。予備車も総動員されるため、この日は朝から夕方まで、あっちゃこっちゃで205系がうろうろしているのを目撃できます。

一方で、E131系800番台は原則お休み……というかまだ営業運転にはつけません。ベテランの205系が前面に出る…というのも最後の花道らしい光景ですね。

まとめ

仙石線にとって松島基地航空祭は、年に数回しかない本気を出す日のひとつ。そして205系にとっては、最後の輝きを放つ舞台でもあります。しかも、来年はE131系しか残っていません。

だからこそ、今年はぜひ現地へ。ブルーインパルスの華麗な演技と、205系の力走。その両方を楽しめるのは、きっとあと数回しかありません。

ということで、最後に一言。

205系に乗りに行こう!

参考文献

https://www.jreast.co.jp/press/2025/sendai/20250619_s01.pdf

JR東日本 プレスリリース(06/19付)

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こづるしんでん
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