【開業五周年】JR東海御厨駅に行ってきた!

こんばんは、あさまです。

今回はタイトルにもあるように、五年前に東海道線に誕生した静岡県磐田市の御厨駅に行ってきましたので、
それを記事にしてみたいと思います。
皆さんは御厨駅をご存じでしょうか?

まずこの駅は「みくりや」と読みます。サムネにもありますね。

開業は2020年3月14日と、JR東日本の高輪ゲートウェイ駅と同じ日に開業しています。
しかし、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、JR東海が計画していた御厨駅開業記念の臨時列車は、
残念ながら実施されませんでした。

そんな中JR東海は、開業五周年を迎えた2025年03月16日、開業当時計画していた臨時列車の特急「御厨号」と快速「みくりや号」が運転されました。
残念なことに僕はその臨時列車には乗車できませんでしたが、開業五周年という節目でしたので、少し時間がたってからですが御厨駅を訪れることにしました。

ということで今回もよろしくお願いします。

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御厨駅ってナンダ?

まずは御厨駅の基本情報を解説していきます。

御厨駅は静岡県磐田市(鎌田北坊中2111-4)に存在する、JR東海 東海道本線の駅です。
2020年03月14日開業と、かなり新しい駅です。

この駅は袋井駅と磐田駅の中間に設置されていて、「請願駅」と呼ばれる、地元にお住いの方々が鉄道会社や自治体に働きかけ、駅の設置が決まった駅の一つです。

袋井駅までは4.6km、磐田駅までは3.2kmの距離があるので、御厨駅が開業するまでは約7kmの間を無停車で走行していたそうです。

駅周辺にはJリーグに所属するサッカーチームの「ジュビロ磐田」の本拠地、「ヤマハスタジアム」があります。

そんな磐田市は静岡県で5番目に人口が多い市町村で、ヤマハスタジアムはもちろん、ヤマハ発動機やスズキの工場などがあります。
「ららぽーと磐田」もあります。
さらに「炭焼きレストランさわやか」もあります。

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御厨駅誕生の経緯

では次に、御厨駅がどのような経緯で誕生したのか、その理由を解説していきます。

この駅は先ほども述べたように、いわゆる「請願駅」というものです。
請願駅とは、地元にお住いの方々が鉄道会社や自治体に働きかけることで新設が決まった駅のことです。
例えば新川崎駅、辻堂駅、東戸塚駅、幕張豊砂駅、新花巻駅、水沢江刺駅など、数えきれないほど存在します。
ちなみにJR東海ではこの御厨駅以外に、同じ静岡県内東海道本線の愛野駅、新幹線新富士駅などがあります。

御厨駅建設の請願が住民から地元磐田市に提出されたのは、国鉄分割民営化が実施された1987年のことです。
それから3年後の1990年に磐田市がJR東海に新駅設置の要望書を提出しましたが、実際に駅の建設が着工されたのはなんと26年後の2016年でした。
駅の周辺を少し歩きましたが、道路などもきれいに整備がされていたため、おそらく区画整理等の事業が駅建設前に実施されていたのだと考察しています。

2019年2月、駅名が「御厨」に決定したと発表されます。これは旧磐田郡御厨村に由来しており、現在は磐田市鎌田という地名になっています。

それから1年後の2020年3月14日、ダイヤ改正とともに開業を果たしました。
一日あたりの平均利用者数は「静岡県統計年鑑2023年版」によると2248人となっており、JR東海は御厨駅開業前に見込んだ需要は一日あたり2000人から3000人との予測でした。開業時は一日あたり1000人ほどでしたが、順調に増えているようです。

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見に行った時にはマンションも建設中でした。これからの発展が楽しみです。

面白い駅の構造

さてそんな御厨駅には、駅構造に関して、三つ面白い点があります。

広大な自由通路とホーム

この駅には「南北自由通路」といわれる、その名の通り北口側と南口側、そして改札口をそれぞれ結んでいるかなり大きな通路があります(駅構造は後述)。
こんな感じです↓

天井も広く、開放的な空間になっています。これはちょっと高い視点から撮影していますが、この奥行きと同じぐらいの長さの空間がこの後ろ側にもありました。

そしてそしてホームはこのような感じになっています。

この駅のホームの幅は、広いところで5mに設定されているそうです。
このように新しくできた駅としては結構空間が広く作られていて、これにはちゃんと理由があります。

それは「ヤマハスタジアム」の存在です。
ヤマハスタジアムはサッカーチーム「ジュビロ磐田」の本拠地ですが、そんなヤマハスタジアムでの試合の混雑に対応するため、このような広いホームになっているそうです。
ちなみに御厨駅の北側には、ヤマハスタジアムを含めたヤマハの関係する建物がかなり多く立ち並んでいます。

またこれは余談ですが、御厨駅の二つ隣にある愛野駅という駅の近くにも「エコパスタジアム」というスタジアムがありますが、その愛野駅のホームもかなり広いです。
エコパスタジアムは以前ラグビーのワールドカップや、サッカーの世界選手権(FIFAワールドカップ)などの会場になったこともあります。
愛野駅は請願駅として建設された駅であり、周りに大きなスタジアムがあるなど、その構造や環境などにおいて共通した点が多くあって興味深いです。

オレンジの横では、青と白

この地図を見て、皆さん「お?」って思った方はいらっしゃいますか?

そう、駅の南には東海道新幹線が通っているのです。
そしてこの後解説しますが、駅の通路の上から新幹線を眺めることができます。
こんな感じです↓

この真ん中のものが東海道本線、その右側のほうに防音壁みたいなものがありますが、そこが東海道新幹線です。

北、南、そして西

先ほどの続きのようになりますが、新幹線がかかわる駅構造の話です。

この駅、北口、南口のほかに、西口というものが存在します。
駅構造を画像にまとめたのでまずはこちらをご覧ください。

これが御厨駅の(かなり)簡略化した駅の構内図です。
まず、南北の通路は東海道新幹線の上を通っています。駅からはしっかり見えますが、実際新幹線に乗るとまばたきしている間に(ガチ)通り過ぎてしまうのでかなり分かりづらいと思います。

話を戻しましょう。
北口と南口はホームや線路などの端にそれぞれありますが、西口は新幹線と駅ホームの真ん中にあります。
これが北口、南口、そして西口がある理由です。
ちなみに西口にもちゃんと道路がつながっており、車が行き来できる構造になっています。

さあ行こう!

歴史を説明したところで駅に行きましょう。

本当は列車で行きたかったのですが、用事とスケジュールが詰め詰めだったので今回は車で御厨駅まで向かいました。列車で行くのはまたの機会とします。

さあ、僕がまず降り立ったのは南口のロータリーです。
降りると案内看板(地図)の横には、磐田市イメージキャラクターの「しっぺい」がお出迎え!
かわいいですね。「しっぺい」には公式ウェブサイトもあります。ぜひこちらからご覧になってみてください。

さあ、それでは駅の中に入っていきます。

南北自由通路を通って改札口に向かいます。

(画像は一部編集)

天井が非常に高い改札口がやはり特徴です。
サインシステム類はおそらく「新ゴ」か「ゴナ」が使用されています。

このJR東海によくある「何系かわからない電車のピクトグラム」(勝手に言っているだけ)もちゃんとありました。

まずは2番線、浜松・豊橋方面のホームを見ます。

浜松寄りのホーム先端まで来ました。
浜松寄りの駅構内は大きくカーブしています。
列車は駅を出発(通過)してこの大きなカーブを抜けると、そのままほぼまっすぐに磐田駅へ向かいます。

ちなみに、駅名標はちゃんとJR東海スタイルです。
ひらがなのフォントは「スミ丸ゴシック体」でアルファベットは「JNR-L」が使用されているそうです。
とはいえ、このフォント自体は国鉄末期のころから使用していたそうで、国鉄分割民営化の際にJR東海の初代社長に就任された須田寛氏の意向でこのフォントをJR東海でも使用されていくようになったそうです。

新しくできた駅でもこのスタイルを守っていただいているJR東海さんには頭が下がります。

続いて1番線、静岡・沼津方面のホームです。
ちょうど列車が発車していきました。

ここで写っているのは313系ですが、東海道本線静岡地区では昨年度から、JR東海の在来線通勤型車両315系の導入を進めており、勢力を増やしていく一方で、211系の撤退が進み昨年度で引退しました。

その傍らで、313系にも動きがありました。
愛知県から長野県方面に向かう中央西線(名古屋~中津川)の優等列車・ホームライナーを除く列車では、JR東海の路線でどこよりも早く315系の導入が進み、最終的に同形式で統一されました。

それまで中央西線では211系や313系が神領車両区に所属していましたが、315系の統一により211系は引退、313系の一部は静岡車両区などに転属することとなりました。

まあ、大垣車両区からも313系は静岡に転属しているものがありますが、それらも含めて静岡地区内でクロスシートの313系を見ることができる機会が増えてきています。在来線で例えば東京と大阪の間を東海道本線を使って旅行される方などは、クロスシートの導入はかなりうれしい情報なのではないでしょうか。
一部の列車のみですが、調べれば列車の運用などをまとめられている方もいらっしゃるので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか?

話がだいぶずれましたが、御厨駅に戻ります。
次は静岡寄りのホーム先端まで来てみました。停止位置は8両のものと奥に見えづらいですが10両のものがあり、またこの下の写真のように10両の案内数字もあったため、おそらくホーム有効長は10両だと思われます。
このように先端こそホーム幅は細いですが、結構長くてびっくりしました。

最後に北口を見ます。

北口のロータリーは南口よりも少し大きいように感じます。
バスなどは訪れたときは来ていませんでしたが、調べても情報がかなり少なかったのでバスはおそらくありません。

最初のほうに書いたと思いますが、2枚目の写真の奥のほうではマンションが建設中でした。
駅徒歩1分ぐらいでしょうね。絶対便利だよなぁ

まとめ

そんなわけで、今回はニューヨーク市地下鉄徹底解説シリーズとは別で、開業五周年を迎えたJR東海御厨駅に行ってきました。
訪れた際にはそこまでの混雑ではありませんでしたが、今後マンションの建設や、西口を活用した「パークアンドライド」という自宅から自家用車等で駅へ行き、駅に駐車させたあと列車に乗るというシステムの導入も検討されているそうで、これからの未来が楽しみな駅です。

「パークアンドライド」など、新たな技術の活用などで御厨駅をはじめとした磐田市、そして静岡県がより発展していくことを願っております。

なお、この記事の内容はあくまで一鉄道ファンとしての予測や考察にすぎません。
(将来的に)誤った内容である可能性などもあります。
正確性の保証や、閲覧による不利益等については責任を負いかねます。

ということで、今回の記事はここまでとなります。お読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう!!

本記事の記述にあたって参考にさせていただいたサイト様

この記事は、<a href=”https://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/“>クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際 パブリック・ライセンス</a>のもとで公表されたウィキペディアの項目<a href=”https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%A1%E5%8E%A8%E9%A7%85_(%E9%9D%99%E5%B2%A1%E7%9C%8C)“>「御厨駅 (静岡県)」</a>を素材として二次利用しています。

東海旅客鉄道株式会社

この記事を書いた人

asama_tk85
asama_tk85
鉄オタ歴約10年のあさまです!
「短く簡単に」をコンセプトに、 Youtubeでは鉄道に関する動画を投稿しています。
あさま、とは言っていますが基本的に取り扱う話題とかは日本全国やっていけたらと思っています。よろしくお願いします!

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