みなさんこんにちわ。月波です。なんでお前が北陸のこと書いてるんだ!と思うかもしれませんが、これでも北陸に縁がある人間なもので…
前置きがあっても無駄なのでさっさと紹介行きましょう!
JR西日本北陸地区
JR西日本は昨年度のダイヤ改正で北陸線が大きく変わっているのでインパクトは薄めです。では路線ごとに見ていきましょう。
ちなみに近畿地方はこちらをご覧ください。
北陸新幹線
まずは北陸地区の目玉、北陸新幹線です。
北陸新幹線では大きくまとめて
- 臨時かがやき増発
- 一部つるぎの富山駅始発化
- 一部つるぎ自由席拡大
の三つの改正が行われます。
臨時かがやきの増発
多くの利用者がいるかがやきのうち、利用者数の多い時間帯の17時台と21時台に東京方面行き臨時のかがやきが一本ずつ、6時台と17時台に金沢方面行き臨時かがやきが一本ずつと四本が新たに設定されます。
まずは上り列車、
早い時間の出発ですが、東京にも早い時間に変えることができますので、次の日予定がある場合などには重宝できそうですね。ただ上野駅行きですので、その点には注意が必要です。
21時台のかがやきは、現行の東京行きの最終列車の後に金沢駅を出発するものです。
現行の金沢駅発東京行き最終列車は21時03分ですので、3分ほど長く滞在できるようになります。少し余裕をもってお土産の購入などができるようになりますね。
次に下り列車、
現行の始発かがやきの10分後に続行しますので分散乗車が期待できますね。
こちらはかなり遅い時間帯の設定ですね。次の日に朝から金沢観光をしたいという方向けでしょうか。
一部つるぎの富山駅始発化
現在、一部のつるぎは金沢駅始発で敦賀方面へと運転されていますが、このうち、つるぎ11号を富山駅始発へと変更します。
また、すべての列車がサンダーバードと接続するので、関西方面への通勤や行楽へも使いやすくなります。
つるぎ7号の自由席拡大
つるぎ7号の自由席を拡大することで、通勤・通学利用で使いやすくなります。というかつるぎでもグランクラスって運用されてたんですね。
城端線
城端線は運転間隔の調整を行い、一時間に一本の列車が来るようなダイヤへと変更が行われます。
また、新高岡駅で新幹線と接続を行うので、大阪方面への移動が便利になります。
なお、城端線は変更がありません
高山本線
高山線は利用状況に合わせて越中谷御行列車の発車時刻を繰り下げます。
大糸線
大糸線は一部列車の発車時刻を変更します。
ハピラインふくい
北陸三セクが一柱、ハピラインふくいは
- 日中時間帯の敦賀⇔福井間の増発
- 一部列車4両化
- 直通列車の見直し
が行われます。
日中時間帯の増発
現在、敦賀⇔福井間の運行本数は主に一時間に一本なのを一時間に二本に増発します。要するに武生行きだった列車を敦賀行きに変更するということです。
また、これにより敦賀駅での接続列車が増加し、しらさぎ、サンダーバード合わせて15本もの列車と新たに接続ができるようになります。
また、小浜線とも接続が20分程度と短くなります
一部電車の四両化
夕方の利用状況に合わせて福井発1742発の列車を4両化します。
夕方の帰宅時間帯に2両で運行された列車が4両編成へ増結され、輸送力の向上を図ります。
その代わりですが18時台の4両編成は2両編成へと変更になります。利用者の方は注意してください。
通勤時間帯の直通列車見直し
朝の時間帯の列車を67分間隔から最短25分間隔まで増発します。
快速列車を始発サンダーバードに接続する時刻へと変更し、鯖江行き列車と武生発の列車を統合し、敦賀発福井行きに変更します。その分で0720発の福井行きの4両化を行います。
また、現在福井駅・あわら温泉駅で系統分離されている列車の一部列車を統合し、乗り換えをなくします。
また、一部列車を福井駅で増結を行い、福井~敦賀間は4両編成で行います。
IRいしかわ鉄道
加賀百万石のお膝元、IRいしかわ鉄道は
- 快速列車の新設
- 普通列車の増発
の二つです。北陸地区での快速の運行開始は二例目ですね。
快速列車の新設
金沢~大聖寺の間で快速列車を一往復の運転が開始されます。
停車駅は大聖寺~小松は各駅停車ですが、そこから先は能美根上、松任、金沢と三駅にしか止まりません。
所要時間は大聖寺~金沢間で普通列車の54分と比べて16分短縮の28分とかなりの短縮になります。
この列車の設定でさらなる利便性の向上を目指します。
ちなみに快速の設定は金沢地区だと約22年ぶりのようです。(ちなみに金沢~富山間では2015年まで運行されていたようです。)
また、先行の普通列車を松任駅で、小松駅では始発の列車に接続を行い、通過駅を補完します。
さらに夕方時間帯は発車時刻の整理を行い、10分間隔で発車するわかりやすいダイヤへと変更を行います。
普通列車の増発
また、快速列車だけでなく普通列車も増発を行い、さらなる利便性を確保します。
現在運転されている列車は金沢駅で分離されているものが多いですが、これを直通便へと変更し、金沢始発の列車の時刻を繰り下げ、七尾線からの列車と接続を行います。
また列車間隔が大きく開いている時間帯にも列車を増発し、新幹線との接続を行います。
最後に、金曜日のみ、金沢駅発の列車を増発し、利用率の高い列車の分散を図ります。
えちごトキめき鉄道
豪雪地帯新潟を走る緑色の電車、えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインでは
- しらゆきの時刻を変更
- 北陸新幹線との接続を改善
の二つです。JR線からのの特急が大きく変わるようです。
しらゆきの時刻を変更
しらゆき1号の時刻を大幅に繰り下げ、その時間に普通列車を新設、利用しやすい時間帯へと変更されます。
またしらゆき7号も時刻を大幅に繰り下げたうえで上越妙高駅始発から新井駅始発へと変更します。
また、しらゆき8号は大幅に時間を繰り上げ、その時間帯に普通列車を新設します。(直江津始発へと短縮は行われますが)
また、一部の普通列車では統合が行われます。
そして6時台の間隔があいている時間帯に増発を行い、利便性の向上を行います。
北陸新幹線との接続を改善
現在では接続が行われていなかった長野発金沢行きのはくたか591号へ接続を行い、直江津方面への利便性を向上します。
※妙高はねうまラインはそこまで大きな改正がありませんので未掲載とさせていただきます。
北越急行
過去の栄光はいずこに、北越急行のほくほく線は
- 上越新幹線・飯山線との接続を改善
が行われます。
現行の六日町20分停車を短縮し、一時間前の上越新幹線ときへと接続を行います。
これにより直江津から東京への利便性を向上します。
また、飯山線との接続時間を確保するため一部列車の時刻を繰り上げ、上下線の始発列車へと乗り換えができるようになります。
どうでもいいですが某氏の影響でほくほく線の始発は5時52分の始発快速3821Mのイメージが強かったので、時代は変わったんだなぁ…なんて感じてしまいました。
おわりに
さて、路線数が多いので少々長くなってしまいましたがいかがだったでしょうか。
IR線への快速新設や北越急行の始発繰り上げと個人的には面白い改正だなぁと思いました。
他の地域よりはそこまで「うわぁ…」となる要素は少なかったと思います。
それでは今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました!
この記事を書いた人
-
月波ともうします。
鉄道と炭酸水が好きな人。
SNS系統初心者です。
最近の投稿
- 2024年12月14日東北・北海道・秋田・山形・北陸新幹線【ダイヤ改正】北陸地区のダイヤ改正まとめ
- 2024年12月5日駄文【入門編にいかが?】はじまるA列車で車両を作ろう!
- 2024年11月23日もっと【考察】本当に使える?次世代型機関車E493系について
- 2024年11月17日もっと【ついに始動】月波急行電鉄計画
コメント ご意見やご感想等お気軽にどうぞ。